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活動報告

第6回企業見学会(東洋電機製造様)20130107

2013年 2月 8日

第6回企業見学会

■日 時 :  平成24年11月13日(火曜)14:00~15:30

■見学会 :東洋電機製造株式会社 横浜製作所

■参加人数:30名

■見学内容:

1:分かりやすい資料による各担当者からの丁寧な説明会

はじめに事業概要や環境配慮活動、災害時対策活動についてのご説明をいただきました。

大正7年(1918年)創業の同社は、交通事業・産業事業・情報機器事業の3分野で事業を展開している電気機械器具メーカーであり、「省エネ」に寄与する商品の開発・製造を行い、地球温暖化防止、環境適合型社会の実現に取組んでいます。一方で、製造工程においても、電力需要が大きく高まる夏季の使用電力ピークカットとコストカットをねらい、2012年7月より広大な工場の屋根全体に出力500kWの太陽光発電設備を設置し、年間180tのCO2削減につなげています。現在この太陽光発電について、隣接する横浜市立大学病院への災害時の電力供給をめざし、同社、横浜市、横浜市立大学付属病院の3者で検討するなど、地域の危機管理体制の構築にも貢献しています。

東洋電機製造横浜製作所の太陽光発電設備

東洋電機製造横浜製作所の太陽光発電設備

2:イヤホンとマイクを活用した聞き取りやすい工場見学

説明会のあとは、実際に工場内の以下の各所を案内いただきました。

① エンジニアリングセンターの展示室における製品サンプル等の紹介

② 屋上からの太陽光発電設備と風力発電設備の見学

③ 金属スクラップの回収設備(チップコンベヤ)

④ 各種製品の製造現場

⑤ 現場作業者の作業環境の管理体制

普段の生活で馴染みのある鉄道車両のインバータやモータ、パンタグラフなどが、高度な技術によって加工組み立てされている貴重な現場を見学させていただきました。

イヤホンマイクを活用することで、稼働中の工場内でもスタッフの方の説明を分かりやすく聞くことが出来たほか、生産現場の全体を見渡せる通路を案内いただいたので、歩きやすく安全に

見学することができました。

金属屑の集積設備

金属屑の集積設備

鉄道の歯車装置の組み立て工程の見学

鉄道の歯車装置の組み立て工程の見学

パンタグラフの組み立て工程の見学

パンタグラフの組み立て工程の見学

大正11年(1922年)に同社が製造に関わった最古の部類に属する国産電機機関車前で記念撮影

工場内では多くの作業者が製造や品質保証業務に従事しており、細かい部品の確実な管理体制や「姿置き」といった道具管理の方法を確立するなど、開発・設計・製造・品質保証部門が一体となってお客様の高度なニーズに対応していました。

工業製品というと、ロボット化された自動製造ラインを想像しがちですが、オートメーション化が進んだ現代でも、熟練した技能者の手によってしか作り出せない分野が多くあることを学ぶことができました。

鉄道車両用電機品や産業用電気品など多くの分野における顧客からの要望として、エネルギー効率の良い環境配慮製品の製造を任される同社では、グリーン購入比率の向上や省エネ節電、金属や紙資源のリサイクルに取組み、製品と製造現場の両面から環境に貢献しています。

■所感:社会科見学は大人こそ楽しい

電車のパンタグラフの端っこは何故下向きに湾曲しているかご存じでしょうか?

学童の頃の社会科見学は、新たな情報に対する単純な驚きに感動したものですが、社会に出て経験と知識を持つ大人になると、自らの持つ情報を統合した深い理解と、新たな疑問と推測、それに対する意外な回答が繰り返され、頭の中でさながらクイズ番組が進行していきます。

とりわけ工場という現場は、合理化・効率化の宝庫です。製造ラインの組み方から製造する製品の形まで、すべてにおいて「答え」があります。興味と知識の有無に関わらず、頭脳に汗をかけるチャンスです。そんな感想を持った有意義な第6回の見学会でした。

個人ではなかなか見学することが難しい工場も、Y-GPNの会員として見学を希望することで実現できるケースもあるので、是非今後も会員の皆様から興味関心のお声をいただきたいと思います。

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